今年10月から、社会保険の適用拡大がさらに進みます。
これまでは従業員数100人超の企業が、社会保険の適用対象でした。
それが今年10月1日から従業員数50人超の企業が対象となり、比較的小規模な企業の従業員であっても、社会保険に加入する可能性が出てきます。
厚生労働省で特設サイトを用意しており、社会保険適用拡大について分かりやすく説明されています。
パート勤務の方とのFP相談でこの話が出る可能性もあるので、特設サイトで内容を把握しておくとよいでしょう。
・社会保険適用拡大 特設サイト(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/tekiyoukakudai/
さて、この「50人超」の基準ですが、より正確には「厚生年金保険の被保険者の総数が 12 か月のうち、6か月以上 50 人を超えることが見込まれる場合を指します。」と定義されています。
2024年10月1日時点の従業員数で判断するものではないのですが、「50人を超えることが見込まれる」とややあいまいな表現です。
従業員数が50人くらいの会社の場合、社会保険に加入することになるかどうかの判断を、FPが客観的に行うことは難しいかもしれません。
そのような相談の場合には、社会保険に加入した場合としなかった場合の両方の観点から、情報提供するのがよいと思います。
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