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火災保険から支払われる保険金には、時価と再調達価格の2つがある

住宅の火災保険に加入していれば、万が一火災が発生しても、保険金が支払われます。
その保険金で新たな住まいを確保することができ、万が一の火災の時の助けになります。

この時支払われる保険金には、「時価」と「再調達価格」の2種類があります。
時価」は、その建物の時価額が保険金として支払われます。
時価なので、時の経過に従って受け取れる保険金が少なくなっていきます。
建物の時価分だけ保険金を受け取れたらそれでよいという場合には、時価で契約するとよいです。

「再調達価格」は、同程度の家を再度購入(再建築)するときの相当額が、保険金として支払われます。
時価で契約の場合、保険金だけでは同程度の家を再取得できない場合もあるので、再取得を念頭に置いているのであれば、再調達価格の方が良いです。

この2つを比較すると、支払われる保険金は時価の方が少なくなるため、時価の方が保険料も安くなります。

・焼失した家の価値分だけ保険金があればよいのか
・もう一度家を手に入れる金額の保険金が必要なのか

で、選んでいただければと思います。

この話題は、5月に行った火災保険の勉強会のときにも、講師の永田さんからお話をいただいたものです。
火災保険選びでの参考にしていただければと思います。
 

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