顧客満足度を高めるFP実務勉強会

FPのスキルアップ、お客様の満足度を高める方法、FP事業発展のヒントなどを配信しています!

FP相談をするときに、個人情報に関する書面や契約書は必要?不要?

これからFP相談を始める方は、相談の時に契約書を締結すべきなのか、また個人情報に関する説明書面も渡すべきなのか、で悩まれている方がいるかもしれません。

金融機関や、複数のFPを抱えている大きな企業の場合、契約書(申込書)や個人情報取扱の説明書面は通常は交わしています。
個人の独立系FPだとそういう書面はやり取りしない、という方もいるかと思います。ただし社会的な評価の観点では、あった方が良い書面と言えます。

 
まず、個人情報に関する書面の交付は、個人情報保護が強くうたわれている今の時代には、必要なものです。
家計相談では年収などプライベートな情報を聞くことになりますが、どのような目的で顧客から個人情報を取得するのか、取得した個人情報はどのように扱うのか、をその書面に記載します。
初めてお会いするときのその書面を渡して同意を得てから、個人情報の収集を開始します。

契約書もあった方がよいですが、注文書、申込書の形式とすることが多いです。
注文書や申込書に、サービス内容に理解・同意した顧客が署名をすることで、いわば契約成立となります。
サービス内容、返金ルール、支払時期などを書面に明記し、それに同意いただいたうえでサービス提供が始まることを、顧客とFPとで共通認識を持つためにも、あった方がよいですね。

顧客とFPの双方で、認識違いが発生しないためにも、これらの書面を交わすのがよいでしょう。
顧客からの理解と信頼を得て、円満な相談につなげましょう。
 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  今後の勉強会の開催予定
  (会場参加、Zoomでの動画配信参加、どちらも可能です)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■2/25(日) FP相談の質と満足度を向上!ライフプランソフト基本操作勉強会
■2/25(日) 相談歴25年のFPから学ぶインフレ金利上昇時の住宅ローン提案

参加申し込み、勉強会の詳細はこちらから:
https://money-study.net/schedule.htm