先日に金融庁から、「偽造キャッシュカード等による被害発生等の状況について」という発表がありました。
それによると、キャッシュカードや通帳による不正引き出し被害は年々減少していますが、インターネットバンキングによる被害件数がここ数年で急増しています。
フィッシングサイトを使って、IDやパスワードを盗み取る方法で、インターネットバンキングから預金が不正に引き出される被害が後を絶ちません。
多くの詐欺被害が発生しているので、そういった詐欺から守る「資産防衛」の意識を、多くの方に高めてもらいたいと思います。
そのような詐欺で被害にあった場合に、金融機関から補償を受けられる制度があります。
しかし今回発表された資料から、被害に対する補償が受けられていない事例があることも分かります。
たとえば令和5年度のインターネットバンキングの被害に対しては、24.4%が補償されていません。補償を受けられなかった理由までは詳細に記載されていませんが、例えばパスワードを適切に管理していなかった場合には、補償を受けられない可能性があります。
この点にも、気をつけていただきたいですね。
以上は概略ですが、金融庁からの発表についての詳細は、下記URLからご覧ください。
・偽造キャッシュカード等による被害発生等の状況について(金融庁)
https://www.fsa.go.jp/news/r5/ginkou/20240326.html
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