顧客満足度を高めるFP実務勉強会

FPのスキルアップ、お客様の満足度を高める方法、FP事業発展のヒントなどを配信しています!

セミナーで資料にないことを話した時、参加者に喜ばれたケースと不満に思われたケース

セミナーは、レジュメに沿って話を進めることが一般的です。
でも、レジュメにないことをお話する場面もありますよね。
レジュメにないことを話したときに、参加者に喜ばれた場面と、不満に思われた場面を知る機会がありました。
皆さんの参考になるかもと思い、こちらでも共有させていただきます。

 
まず参加者に喜ばれたのは、「本編の内容に加え、プラスアルファの話が聞けた!」と参加者に思ってもらえた時でした。
上手な方は、話の内容の一部をあえてレジュメに書かず、「おまけのお得な話」であるかのように伝え、参加者の満足度を上げるという戦略が使えますね。

 
一方で不満に思われた場面は、「途中で専門的すぎる話になったけど内容がよくわからない、レジュメにも書いてないから追いかけて理解もできない」と参加者に思われたというものです。
セミナー中に理解できない時間が続くと、参加者は不満に感じてしまいます。

講師は、「レジュメの内容を薄くし、その分講師の話を聞きながら理解を深めてもらう」という方法を取ったのですが、参加者の理解が追い付かず、裏目に出てしまいました。

「レジュメにないことを話す」作戦は、うまくいけば満足度が高まりますが、失敗すれば参加者の不満にもなります。この方法でセミナーをするなら、セミナー参加者の立場にたち、参加者の理解が追い付くかまで深読みして、セミナー進行をコントロールすることが大切ですね。
 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  今後の勉強会の開催予定
  (会場参加、Zoomでの動画配信参加、どちらも可能です)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■4/29(月・祝) 上手な保険見直し提案を、ライフプランソフトで実践しよう
■4/29(月・祝) FP執筆業務で、上手に書くための基本を学ぼう!

参加申し込み、勉強会の詳細はこちらから:
https://money-study.net/schedule.htm