入院時に、個室～4人部屋を選ぶと、差額ベッド代として1日5千～2万円ほどの追加料金がかかります。
差額ベッド代は病院によって異なりますが、保険適用とはならないため、全額負担（10割負担）です。
高額療養費の対象にもなりません。
入院日数が多くなるほど、患者さんの負担が大きくなります。
差額ベッド代は、個室～4人部屋に、患者本人が希望して入院した場合に支払うものとされています。
なので病院から個室などを勧められても、断れば差額ベッド代を支払う必要はありません。
個室に入院するしかないような雰囲気で説明され、やむなく同意書にサインをしてしまうと、自らの意思で希望したことになり、差額ベッド代を支払うことになります。
どうしても医療費を抑えたいなら、個室などを勧められても断ればOK。
このような医療費の背景を知らず、差額ベッド代を請求され、あとから払わない方法もあったと気づき、トラブルになるケースも多く報告されているようです。
このようなトラブルが起こるということは、病院側からの説明が不十分であったといえるでしょう。
差額ベッド代に関する知識を事前にしっかり持っておくことも、医療費を減らす知恵になります。
消費者トラブルを防ぐためにも、FPのみなさんからの情報提供が行われるといいな、と思っています。
https://www.asahi.com/articles/ASR8K3H7KR82UTFL009.html
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