この4月から、社会保険や年金制度の一部に改正があります。例えば以下のような改正です。
・出産育児一時金の支給額を42万円から50万円に引き上げ
・雇用保険の料率(従業員負担分)が、5/1000から6/1000に引き上げ
・老齢基礎年金額の改定(引き上げ)
・70歳以降の繰下げは、その5年前に繰下げしたものとみなす制度の開始
・国民年金保険料の改定(引き上げ)
・年金生活者支援給付金の改定(引き上げ)
・児童扶養手当の改定(引き上げ)
労務観点では、次の改正もあります(1級・CFPでの出題可能性あり)
・中小企業では、月60時間超の時間外労働に対する割増賃金率が50%に引き上げ
・賃金のデジタル払い制度の開始
・男性労働者の育児休業取得状況の公表の義務化
以上の改正の詳細について、厚生労働省の下記ページでまとめられています。
詳しく解説された省庁のリンクもあるので、相談やセミナーでお客様に説明するときに活用できます。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198659_00015.html
ちなみに上記ページでは、出産育児一時金の引き上げの詳細リンクがありませんが、下記資料で確認できます。
https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/001037866.pdf
すでにFP資格を取得された方は、このような改正が定期的にありますので「自分の知識も改正」をしていきましょう!
資料のURLもあらかじめ把握しておけば、相談現場やセミナーの質疑応答ですぐ説明が求められる時にも、便利ですよ!
定期的に、このような改正の情報を皆さんにお届けしていきたいと思っています。
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今後の勉強会の開催予定
(会場参加、Zoomでの動画配信参加、どちらも可能です)
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■4/30(日) 基礎から学ぶ! 65歳以降の社会保険と税金
■4/30(日) 年金繰下げし過ぎで損する事例から学ぶ、税と社会保険の負担増
■5/6(土) Excelで作る! 税・社会保険・医療介護費も考慮したキャッシュフロー表
参加申し込み、勉強会の詳細はこちらから:
https://money-study.net/schedule.htm