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住宅価格が下がれば、老後資金に余裕ができるかも!?

以前のことですが、3Dプリンターを使って300万円で家が作れるという報道がありました。
一般的な家だと1000万円は最低でもかかりますが、それと比べて4分の1程度の価格で、家を建てられるわけです。
この低価格には、とても驚きました。

 
住宅を低価格で作れるようになれば、世の中にものすごく大きな変化をもたらすと思います。
というのも、人は「住む」ということに、人生かけて膨大な大金をつぎ込んでいるからです。

私もたくさんのライフプランシミュレーションを作っているわけですが、何千万円もかけて家を買い、住宅ローンや火災保険にもお金を払い、長期的なメンテナンスが必要なのでそれにもお金を使う、というのが一般的ですよね。

住宅価格が下がれば、その膨大な支出が軽減されることになります。
結果として、日常的な支出が変わらなければという前提ではありますが、老後資金にも余裕ができるはずです。
老後資金に余裕ができれば、お金の不安を抱える人も減り、明るい人生を送れる人も増えるのではないでしょうか。

 
その3Dプリンターで作った家の完成写真を見たところ、今どきの「立派で暮らしやすい家」という雰囲気はなく、単身者または2人でコンパクトに暮らすくらいの広さしかないように見受けられました。
ただ、耐震性は確保されているとのことです。
低価格で作ることはできるものの、一般的な家とは多少異なる点があるところに注意は必要と感じました。

 
住宅価格が下がるというのは、それだけ家計にも良いインパクトを与えるニュースです。
低価格で家を作れる報道を見て、そんなことを期待したのでありました。

参考報道:3Dプリンターの家、300万円で発売
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF14BVN0U2A610C2000000/
 

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