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日本の取引所が2022年に再編。FP相談でも話題になりそうです

本日は、資産運用に関する話題です。

たびたび経済ニュースでは話題になっていますが、2022年4月に日本の株式市場が再編されます。
現在は、東証1部、2部、マザーズなどの市場にわかれています。
これが、プライム・スタンダード・グロースの3市場に再編されます。

 
詳しくは後述の記事などを読んでいただいて、理解を深めてください。
この再編が今後FPとして資産運用のアドバイスをするときに、どのような影響があるでしょうか。

先日にFPの方とこの話題をしましたが、人によって思うところが異なっていました。
長期投信、分散投資をかかげてインデックス投資のアドバイスをしている方は、特に大きな影響はないと言っていました。
これは、私も同じ考えです。

TOPIXでは、構成銘柄や比率を変えることが計画されています。
日経平均でも、同じかもしれません。
指数に連動する投資をする限りは、大きく考えや行動を変える必要はないかと思います。

 
一方で、個別銘柄やアクティブファンドに投資しているケースでは、若干の影響はあるかもしれません。
東証一部に上場していながら再編後はプライムの基準を満たさないとか(2200社中600社だそうです・・・)、逆にマザーズ上場銘柄なのにプライムの基準を満たしている、という銘柄は、個別に大きく上がったり下がったりするかもしれません。

この変動があるにしても、一時的という考え方もあれば、長期的に影響があるという考え方もあります。
上場株式は様々な思惑で売買されますからね。

 
再編のスケジュールを見ると、来年7月以降に、どの銘柄がどの市場に移行するかの話が出てきそうです。
個別銘柄レベルでお話される方は、この点も注視しておくとよいでしょう。

 
FP相談の現場では、「この市場再編で投資のやり方を変えたほうがいいのですか」などの質問がお客様から出そうです。
その時にそなえて、FPとして自分なりの考えをまとめておくとよいですね。

来年1年かけて、東証再編の話題はいろいろ出るでしょう。
それを見ながら、徐々に考えを深めて行けばよいかと思います。

【市場再編に関する参考記事】
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODC257FW0V21C20A2000000
 

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