皆さんのパソコンには、業務上使用している顧客情報がたくさんあると思います。
それがもし他人に流出したら、大問題ですよね。
実はパソコン、ハードディスク、USBメモリを処分するとき、気をつけないと他人にデータを読み取られる可能性があるのです。それを防ぐ方法と合わせて、今日はご説明します。
ハードディスクやUSBメモリなど記録メディアのデータを消すとき、「ゴミ箱に入れて、ゴミ箱を空」をすると思います。
でもこの方法だと、消したファイルを構成する0と1のデータは、メディアにそのまま記録されたままなのです。パソコン画面ではファイルが消える演出がなされるので、ちゃんと消えたと思いがちですが。。。
なので専用ツールを使えば、データを復活させることができます。これが、データ復旧業者がデータ復旧してくれるカラクリなのですが、実は無料のツールである程度できます。
みなさんがメディアを燃えないゴミで捨てたあと、他人が拾ってデータ復旧をしてしまうと、簡単に機密情報・個人情報の漏洩となってしまいます。
中古ショップやメルカリで売っても、次に買った人とか、悪意ある店員さんがデータを抜き出すこともあります。
(記録媒体の貸し借りも、本当はよくない・・・)
そういった情報漏洩を防ぐためには、専用のデータ消去ソフトを使うとよいです。ハードディスクメーカーからも無料のツールが用意されています。例えば↓
https://www.iodata.jp/ssp/soft/data/back/dr4.htm
※これは無料ですが、3回以上消去作業をしないと、データ復旧される可能性がある点に注意。
先日、私もハードディスクの消去作業を行いました。
230GBしか容量がないのに、消去に6時間もかかりました。。。
けっこう時間がかかるので、寝ている間に行うのが良いですね。
皆さんも顧客情報を預かる事業者として、ハードディスクやUSBメモリを捨てる時は、十分に気をつけましょう!
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今後の勉強会の開催予定
(会場参加、Zoomでの動画配信参加、どちらも可能です)
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