先日のことですが、東日本大震災から半年後に行われたアンケート結果を見る機会がありました。
「どこに住みたいですか?」という、住宅に関するアンケートです。
そのアンケート結果は複数回答方式でしたが、
・勤務先に近い場所がいい
・子供の学校に近い場所がいい
・実家や親せきが近い場所がいい
と答える人が半数以上でした。
大きな災害で、家族が会えなくなってしまうリスクを避けたい、という思いが伝わってきます。
ところが、今もこのような理由で家探しをしている人は、どれくらいいるでしょうか?
東日本大震災から10年以上が経ち、当時の危機感や不安の記憶は、もしかしたら少しずつ薄れているようにも感じました。
また、このアンケートでは、「海の近くは避けたい」という人も一定数いました。
ところが震災直後も、都心の沿岸部のマンションは、相変わらず売れていたそうです。
津波に対する危機意識は、人によりばらつきがあるのかもしれません。
ちなみに私個人的には、海、川、山の近くには住むつもりがなく、津波・洪水・山崩れの被害は最初から避けておけばよい、と考えています。
皆さんはいかがお考えでしょうか!?
大地震に対するリスクのとらえ方は、人によって(地域によっても)さまざまです。住まい相談に関わる方は、相談者がどこに居住を希望しているか、災害へのリスクをどう考えているか、などもヒアリングしながら、相談者の幸せを後押ししていきましょう!
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