相談に力を入れているFPさんと、「キャッシュフロー表づくりでのヒアリングのコツ」について話をする機会がありました。
その時のお話を、本日はお届けします。
キャッシュフロー表を作るためには、家族構成、年収、生活費などの個人情報を顧客から取得する必要があります。
しかしこのような機微な情報は、信頼した人にしか話してもらえません。
ですからコンサルティングに入る前に、顧客との信頼関係を築いていくことがとても重要です。
お会いしたFPさんは、「相手の良いところを見つけ、伝える」ということを大切にしているとのことでした。
家族構成を聞くときも、年収や働き方を聞くときも、相手の良さを探してそこを伝えることを繰り返す。
そうすると、顧客が「自分に関心を持ってくれている」「自分のことをちゃんと分かってくれている」と感じてくれる。
自然と心を開いてくれるので、家族構成や年収など大切な情報を伝えてくれて、一緒によりよい人生設計を検討できる。
こういった心のプロセスが、相談の良い流れを作るために大切なのだと、力説されていました。
だけど「相手の良いところを見つけ、伝える」というスキルは、急には身につかないものです。
なので仕事以外の会話でも、「相手の良いところを見つけ、伝える」癖をつけるよう、努力したとのことでした。
相談上手なFPさんは、陰で努力をしているものです。
相談業務に強くなりたい方は、他のFPを表面的に真似するのではなく、レベルアップするためのプロセスや目的達成のための努力の部分も、マネをするとよいですよ！
相談で会話を弾ませ、信頼感も育てる方法についてのご紹介でした。
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今後の勉強会の開催予定
（会場参加、Zoomでの動画配信参加、どちらも可能です）
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