国民年金の免除制度を利用した場合、10年以内ならさかのぼって保険料を追納できます。
過去3年より前の保険料を納付するときには、当時の保険料に加え、加算額があります。要するに利子のようなイメージですね。
その加算額がどれくらいの金額なのか、皆さんご存じでしょうか?
追納時に支払う保険料の最新版が、日本年金機構の下記サイトで発表されました。
https://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/menjo/20150331.html
これを見ていただくと、10年前も今も、それほど保険料は変わりません。
実は、加算額は非常に低い金額なのです。
昨年度の令和5年度の国民年金保険料は、1カ月当たり16,520円。
次に、10年前の平成26年度の国民年金保険料を、今納めるときの金額が、1カ月当たり15,460円。
加算額が最も多く乗っている金額なのに、こっちの方が安い・・・
加算額は、10年物国債の利回りに連動する決まりです。
この10年間は低金利時代でしたので、加算額も小さくなっているのです。
国民年金の追納や加算額について説明する機会があれば、この内容を参考にしていただければと思います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今後の勉強会の開催予定
(会場参加、Zoomでの動画配信参加、どちらも可能です)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■5/26(日) 基礎から学ぶ! 65歳以降の社会保険と税金(2024年版)
■5/26(日) 年金繰下げし過ぎで損する事例から学ぶ、税と社会保険の負担増
■6/23(日) ライフプランデータを顧客とFPで共有し、相談で活用する方法
■6/23(日) 相続の相談業務を体験し、プロの相続実務の感覚をつかもう!
参加申し込み、勉強会の詳細はこちらから:
https://money-study.net/schedule.htm