FP業務で、顧客の生活費を把握する場面は多くあります。
しかし顧客が、自分の生活費をしっかり把握しているケースは少ないです。
なのでFPが頑張って、顧客の生活費を把握していく場面が多くなります。
これがなかなか、大変な作業なわけです。
1年間の生活費を把握する方法には、主に次の3つがあると思います。
・毎月の生活費を把握し、12倍する
・1年間で預金残高がどれだけ変動したか、から割り出す
・推測する
どの方法も、一長一短あり、実際との誤差をいかに小さくするかが重要です。
例えば毎月の生活費を把握するにも、年に1回だけの特別な支出がある場合には要注意です。たまたまその月だけかかる費用なのか、毎月かかる費用なのかを判別することが重要です。
顧客が家計簿アプリを使っていても、そこに載っていない支出が存在するなら(データ連携していない、レシート転記漏れなど)、家計簿アプリの金額だけで判断することはできません。
1年間の預金残高の変動から生活費を割り出す場合も、注意が必要です。
給付金が振り込まれていたり、投資のために証券口座へ出金していれば、残高変動だけからは生活費はわからないことになります。
生活費の把握には、このような難しさがあります。
でも多数の相談を受けている人ほど、生活費把握のノウハウは豊富になっていきます。
生活費の把握は難しいものですが、そのスキルは満足度の高い相談をするための武器となります。
そのスキルを当たり前と思わず、顧客にもPRしながら、皆さんのFP業務に役立てていきましょう!
これに関して、6/19(日)に開催する「FP6分野の最新改正&実務力アップ勉強会」で、詳しくご紹介します。
冒頭の3種類の方法のそれぞれで、メリットや注意点があります。
また実施したFPの苦労、工夫も含めて、ご紹介したいと思っています。
他にも、FP関連の法改正や、顧客対応・集客に役立つ話題もご紹介します。
ご興味をお持ちになりましたら、どうぞご参加くださいね。
詳細なご案内と参加申し込みは、下記よりよろしくお願いいたします。
https://money-study.net/schedule.htm
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今後の勉強会の開催予定
(会場参加、Zoomでの動画配信参加、どちらも可能です)
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■6/12(日) 基礎から学ぶ! 65歳以降の社会保険と税金
■6/12(日) 年金繰下げし過ぎで損する事例から学ぶ、税と社会保険の負担増
■6/19(日) FP6分野の最新改正&実務力アップ勉強会
■7/24(日) FP相談の質と満足度を向上!ライフプランソフト基本操作勉強会
■7/24(日) FP6分野の最新改正&実務力アップ勉強会
参加申し込み、勉強会の詳細はこちらから:
https://money-study.net/schedule.htm