昨年12月に、税制改正大綱が発表され、住宅ローン控除の改正についても発表されました。
今回の改正が、改正前と比べて得なのか損なのか(控除額が増えるのか減るのか)は、実は比較する対象によって異なります。
次の2つを比較した場合は、改正後の方が控除額が減る(損になる)ケースが大半です。
■改正前の13年間の住宅ローン控除(消費税10%で購入)
■改正後の13年間の住宅ローン控除
しかし次の2つを比較すれば、「改正後の方が得」と言える場面は増えます
■改正前の10年間の住宅ローン控除(消費税8%で購入)
■改正後の13年間の住宅ローン控除
すでに多くのFPがこの改正について書いていますが、改正前後での損得を説明するときに、比較しているものが異なるケースも見受けられます。
なのでそれらの記事を読まれても、損得の情報に関してはうのみにするのではなく、何と比較しているのかにも意識を向けてみてくださいね。
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今後の勉強会の開催予定
(会場参加、Zoomでの動画配信参加、どちらも可能です)
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■2/23(水・祝) FP6分野の最新改正&実務力アップ勉強会
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