老後に受け取る年金のお話です。
厚生年金に加入して働くと、「標準報酬月額×5.481/1000×勤務月数」の金額分だけ、65歳から受け取る老齢厚生年金が加算されて支給されます。
この計算式は、FPの試験勉強の経験者には見覚えがありますよね。
しかし一般生活者の方にとっては、直感的にイメージしにくいものです。
そこで分かりやすい言い方として、私はよく「180万円ずつ生涯年収が増えるごとに、老後の年金が1万円ずつ増える」と説明をします。なぜなら、
5.481/1000 ≒ 1/180
だからです。
つまり、年収360万円で1年間働けば、老後年金が2万円増えるということです。
(もちろん、雇用されて厚生年金に加入する働き方の場合です)
この説明は、一般の方はもちろん、FPにとってもわかりやすい表現です。
難しい年金のことを、わかりやすくひと工夫する。
これはFPにとっても、大切なことですよね。
よろしければみなさんも、この「180万円の法則」を使ってみてくださいね。
( ^ー^)
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