今日は確定拠出年金に関する話題です。
会社員がiDeCoに加入することはできます。
その手続きの際に、会社に所属していること（国民年金の第2号被保険者であること）を証明してもらうための「事業主証明」が必要です。
この事業主証明は、所定の用紙に、勤務先の会社の押印が必要なものとなっています。
「個人型」確定拠出年金なのに、企業に手続きの一部をしてもらう必要があるのです。
これが一部の人にとって心理的なハードルにもなっていました。
わざわざ会社に連絡しないとiDeCoに加入できないなんて、面倒だからいいや、と思っている人もいるのです。
この事業主証明がなくなることで、加入しやすくなる人もいることでしょう。
会社の事務負担も減りますので、加入手続きが効率よく実施できます。
そもそも、会社員（国民年金の第2号被保険者）かどうかは、役所のコンピュータに厚生年金の加入記録があるので、それを見ればわかります。
わざわざ民間企業を巻き込んで証明を取らなくてもいいはずです。
そうできなかったのは、コンピュータ間での情報連携が実現されていなかったから。
それが、やーーーーっとできるようになるということなのです。
事業主の証明が不要となるのは、もうｓ少し先です。
加入者にとっても企業側にとってもメリットがあるので、よい改正だと個人的には思っています。
これからの時代、事務手続きを減らすことが大切になってきますからね。
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